オリーブカステラを食す

小豆島出身のかたから、田舎に戻ったので、と、よくお土産を頂戴します。

 

今回頂いたのは、オリーブカステラ。

 

あぁ、しっとりしてておいしぃ・・・・

 

オリーブと聞くと、ポパイの恋人だったり、オリーブいるだったりを思い出しそうですね。

 

じつは、日本でのオリーブの発祥は、香川県小豆島との事。

 

日本へ伝来したのは江戸時代末期らしいんですが、うまく栽培できなかったのか、根づくことはなかったそうです。のちに、1879(明治12)年にも神戸に植えられたりしたそうですが、こちらもうまくいかなかったとか・・・。

 

しかし、1908(明治41)年 農商務省が、三重、鹿児島、香川の３県を選んで試験栽培を始めたところ、三重、鹿児島の二ヶ所は失敗しましたが、香川県小豆島では成功して、近隣の農家に普及し、小豆島だけでなく香川、岡山、広島などの瀬戸内海沿岸にて栽培が広がったそうです。

 

これによって、香川県小豆島は「日本のオリーブ発祥の地」と言われるようになったんですね。